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【コンサル事業部長の連載32】受注会の成功の秘訣は両親の来館

writer / ikeuchi

もう10数年前のことですが、私が現役のプランナーだったころは8割のお客さまは打ち合わせに両親が同席していました。

当時の結婚は家と家を結び付きけるイベントという考えがベースでしたので、当然かもしれません。しかし、最近の結婚は個人同士を結び付けるイベントという考え方に変化していったため、両親が来ない打ち合わせが一般的になってきています。両親が打ち合わせに来ることで何が変わるのか?ズバリ、商品の単価が変わります。親は豊富な人生経験と豊富な財力があるため、ゲストへのおもてなしに関する商品にはお金を惜しみません。ですから、より良い商品をご注文いただくためには、商品決定時に両親がいる環境を作ることが重要なのです。

そしてそれが、受注会なのです。ですから、受注会を設定する日時は極力、両親が参加しやすい日時がよろしいでしょう。また、両家の両親に参加いただくために、日程は早い段階で知っていただける枠組みが必要です。毎月もしくは偶数月の第3土曜日など、わかりやすい設定も良いと思います。時間も両家が集まりやすい午後からのスタートや試食会は夕食時スタートにすると高単価コースの受注に繋げやすくなります。