【ホテレス連載123】数字を開示してでも作りたい商品力
writer / hashimoto
本来、組数を伸ばすには、その商品力を上げるためのクリエイションやマーケティングが大事なわけですから、あらゆる情報を取り込むために数字を共有して、同じ業態の同業で会話することは、なんらネガティブにはならないはずです。ターゲット顧客が近ければ、さまざまな情報交換から考えるヒントが生まれます。時にはホテル同士で連携したプロモーションで、ハウスなど他業態への対抗策を考えることもできるでしょう。そうした、意味のあるパートナーシップがホテルウエディングらしい商品やサービスを向上させていきます。そして、その想いをオーナーからAM、運営会社、GM、ウエディングスタッフにいたるまで持つことで、安かろう悪かろうのカジュアル化したウエディングから、ホテルウエディングが戻ってくるきっかけが作れるはずです。作り手のウエディングに対する強い想いのある商品は、必ず売れます。