【ホテレス連載89】フリー客のナンバーワンが原動力
writer / hashimoto
ところが、誰がナンバーワンかも知らず、ツーをあおる競争原理を考えるどころか、会議の資料でそんなに多くの新規に出ていないけど、圧倒的な成約率の課長やベテランのマネジャーを褒めていたら危険信号です。なぜならそれらの数字は、コーポレートの紹介やなんらかの取引先やVIPなどの絡みで出ている新規ばかりの可能性があるからです。それらの顧客は取って当たり前ですから、ほかのフリー客と同一で比較してはいけません。よってWEBやマガジンなど媒体から呼んだフリー客を取れる人こそ、ナンバーワンなのです。そのスタッフを最大限優遇し、逆に成約率の悪いスタッフのコンバートを考えて初めてマネジメントと言えます。数字の伸び悩みの半分はこうしたマンニングにありますので、再度確認してみましょう。