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【ホテレス連載82】例えば社員紹介婚礼の扱い方

writer / hashimoto

来館が悪くなったり、期末で数字が悪くなった時に必ず出てくる社員紹介婚礼を増やせという発想。これ自体はもちろん有益ですし問題ありません。しかし、ホテルによっては、社員の紹介は当たり前なので、そこに報奨金は設定しない、というケースを目にします。何を買うにもこれだけ消費に選択肢が存在している現代のマーケットで、当たり前という発想で人は動くのでしょうか。ましてや、紹介が少ないと言うことは、何かしら自分の施設に疑問を感じているわけですから、報奨金や申込者への割引特典を用意してやっとバランスが取れるはずです。これがあるかないかだけでも、ホテルのウエディングに対する取り組みが透けて見えます。