【ホテレス連載81】ヒアリングは慎重に
writer / hashimoto
このような複雑なミッションでは、スタッフはもはやお客さまではなく組織を見ながら仕事をする羽目になり、数字はどんどん低下します。そして良い人材はどんどん流出してしまいます。ですので、まずはプランナーたちの有益な声を聞かなければなりません。中には制服を変えて欲しいとか休みが欲しいとか、労使交渉的な意見しか出ないかもしれませんが、自社のマーケティングや商品に関して、どれだけしがらみに支配されているかにフォーカスしてヒアリングすれば、重い口も開くはずです。また時には問題がGMご自身の場合もありますから、甘いものでも食べながら昼間のカフェで和やかに進めて、プランナーたちの口を割っていくと健全です。