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【ホテレス連載69】コンプレインの多くはサービスから

writer / hashimoto

ウエディングチームは、新規担当であろうと打ち合わせ担当であろうと、目標として掲げられたベンチマークに向かって、成約率や組人員や組単価で切磋琢磨しています。もちろん、デリケートなビジネスですから、特に本番では一切トラブルがないように、細心の注意を払って仕込みや段取りの確認をしていきます。なのに、たまたま居合わせた配膳会のサービスマンが、主賓の一人にコーヒーをサーブし忘れ、あとから郎婦に指摘され、どう補償してくれるのなどとなることはよく見かけます。町場のレストランよりも数段高い期待値で見られるホテルのサービスが、このようなモチベーションでは、ウエディングの数字も伸びません。そしてさらに軋轢があればなおさらです。やはりホテルは、ホテルウエディングらしい、ワンチームを作りたいものです。