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【ホテレス連載64】内部スタッフだけの弊害

writer / hashimoto

これまで何十年にわたり培ってきた、自社のブランドとしての接客やセールスの質感は、大切な経営資源です。それこそ長い顧客であれば、そこに対価を見いだしロイヤリティーを持ちます。しかしウエディングでは、その価値そのものが刻々と変化しており、商品やマーケティングを常に見直していかなければなりません。ゼクシィが発売されてからの10年、WEBポータルが始まってからの10年、そして次の10年にさしかかっている今、次々とテレビで流されている「スマ婚」「楽婚」的なスポットCMを見れば自明でしょう。このスピード感に内部スタッフだけで、また冒頭の経営資源だけを軸に、婚礼事業の利益確保が果たして可能でしょうか。