【ホテレス連載28】指標を細かく厳しく設定する意味
writer / hashimoto
指標となる来館数は、ある程度テクニカルな広告ポートフォリオによって現実可能です。また、予算をかければそれなりに来館はついてきます。その質的な論点はマーケティングの項でふれるとして、肝心なのはその来館新規が目標とする実施組数になるように、成約率もコンマー桁まで細かくベンチマーク化されて、それを全ウエディングチームが一丸となって取り組めるかです。よく、組数が低下し続ける施設で、成約率をインタビューすると40%から50%ぐらいと聞きます。その一言で、いかにずさんなマネジメントが行われているのかが分かります。年間で成約率の1%を上げることの大変さを知らない人材に、マネジメントを任せることはできません。